とっとこプレーン8号機(GeeBee号)
メーカー Lanyu
モデル名 TW-751
翼長 900mm
全長 680mm
重量 835g
プロペラ GWS EP1170
モーター E-MAX BL2815/09
920KV
アンプ 40A
サーボ 9g×3
送信機 JR-X7R
受信機 コロナRP4S1(72MHz)
バッテリー 11.1V 2200mAh Li-poバッテリー
2015/6/1更新
しばらく放置状態だったが、やっとこレポートを載せたのだ。現在とっとこプレーンのリストには、
48号機のGeeBee Y号まで載っているのだ。この機体は、20号機のGeeBee Z号の色違いで
購入したのは、こちらのほうが早かったのだ。2010年にCENTURY-RCで購入したのだ。
CENTURY-RCでは、初めての購入となったが、値切りボタンがあってショップとのやり取りが
楽しいひとときだったのだ。最後に買い物したのは、F-86号のF-86 SABREが15$で余りの
安さに2機購入したが、他にも安いものがゴロゴロしていて、何かあったのかなーと不思議に
思っていたら、まもなくHPが消えてお店もなくなっちゃったのだ。
下は購入当時の画像で、この当時はとても飛ばせるとは思えなくて手に持ってぶぅーんぶぅーんと
子供みたいにはしゃいでいたのを思いだすが、GeeBee Z号のレポートでも同じことを書いていたのだ。
今回、この機体を作り直そうと思ったのは、Ryan STA号の主翼がいよいよ危なくなったので
退役させることにした為、狙っていたスパッツが手に入ったからなのだ。GeeBee Z号は、既に
とっとこの戦闘機シリーズに好んで使っているタイヤに交換しているが、この機体は動画などを
観ても転ぶシーンが多くて、実際に上空は良いけれど着陸の段階でスパッツが壊れ易いのだ。
飛行場によっても違うだろうが、とっとこが第三飛行場の綺麗なグラウンドで飛ばして、着陸も
完璧にしたとしても、5回に1回は発泡性のスパッツに切れ目が入ったり壊れたりと安定しないのだ。
LY製機体の定番のスポンジのタイヤも、右と左で大きさが違ったりして余り良いものでないのだ。
GeeBee Z号は、良く滑るタイヤだがスパッツがないので、ちょと格好悪いので、この機体には、
Ryan STA号のスパッツを取り付けようと思っていたので、退役の時を待っていたのだ。
と言うわけでまずはスパッツの加工なのだ。主翼に取り付ける為、サンダーで出っ張り部分を
平にしたのだ。(左下&下中央画像)まるっと純正を外して交換の準備なのだ。(右下画像)
試行錯誤で、削ったりプラ板を追加して接着剤タップリ&ネジ止めで取り付けたのだ。(下画像)
元の画像があったので思い出してみると、今も売っているが安価なE-MAX CF 2822 1200KVの
モーターを取り付けていたのだ。アンプはGeeBee Z号と同じで機首部分に貼り付けて出来るだけ
前に重心を持って行ったのだ。(下画像)
あれこれ機体を飛ばし込んで、ある程度経験を積んだ今となっては、このモーターではパワー不足と
見ていた為、まるっと交換なのだ。巷ではP47や、コルセアのハイスピードモデルが売られているので、
ちょと対抗したいということで、E-MAX BL2815/09 920KVをチョイスしたのだ。
毎度のかまぼこ板にモーターを取り付けなのだ。(左下画像)機首部分にもかまぼこ板のマウントを
まるっとベタッと貼り付けなのだ。(左下から2番目画像)1日置いて固めた後、機首側のマウントに
モーターのマウントをまるっとベタッと木工用ボンドで接着なのだ。固まるのに時間が掛かるので
ズレないようにテープ等を使って位置決めなのだ。(右下から2番目画像)1日経てばまるっとガッチリ
貼り付いているのだ。アンプ類はこんな感じなのだ。(右下画像)
サーボやリンケージは終わっていたので省略なのだ。正面はこんな感じなのだ。ペラは説明書では11×7で
MaXTrust 1350gで12×6で1550gとなっているが、とっとこは10インチ以上のペラは持ち合わせがないので、
ホビキンに発注して、届くまでの間とりあえず10×6Eを装着なのだ。
スパッツは丈夫そうだが色がちょとなのだ。(左下画像)パイロットなのだ。(左下から2番目)錘は25グラムで
カッターの替え刃のケースの蓋の中に収めたのだ。(右下から2番目)その錘を胴体のお尻に埋め込んだのだ。
(右下画像)
まるっと完成なのだ。なかなか格好良いけど飛びはさてさてわくわくなのだ。(下画像)
重心位置合わせなのだぁ♪
実は最近まで知らなかったが、重心を見る時はいつも人差し指に機体を載せて重心位置を見ていたが、
先日、朝練で会う師匠に低翼機は機体を裏返しにして、左右の人差し指で左右の主翼の重心位置を
指で押さえて載せている機体の動きを見て、シーソーのように止まる位置を見ると教わったのだ。
今回は、そのやり方で重心位置をチェックしたのだ。モーターもでっかいので、かなり前重心になった為
リポ電池の位置調整では決まらないので、重量を増やすのは嫌だったが渋々お尻に錘を載せたのだ。
初飛行なのだぁ♪
既にGeeBee Z号を飛ばしていたので、飛びの方は良く分かっていたのだ。LY製の機体はどれも飛ばし易いが
この機体は簡単すぎて詰まらないほどだったのだ。でも、今回はモーターがおっきいし、錘も載せていて重量も
増えているので、ちょとドキドキしていたが重心はバッチリだと思っていたので強気の初飛行だったのだ。
野球のグラウンドの内野の土部分から飛ばそうか迷ったが、まだ草は伸びていなかったので、草地から
慎重に走らせて長めに滑走すると、ファ〜と浮いたのだ。若干ふら付いたのでエルロンで修正すると、
スルスルと上空に飛び立った。飛ばした感触は、GeeBee Z号と同じだったのだ。
それほど重さは感じなかったが、スピードも感じなかったのだ。ハーフスロットルで楽々飛んではいたが、
それ以上回しても回転が上がらない頭打ち状態だったのだ。モーターの説明にペラは11インチ〜12インチと
あったので、やっぱり10インチペラでは、回転が頭打ちとなったのだ。
思ったほどパワーが上がらないのだ
GeeBee Z号と比べてもそれほどパフォーマンスが上がったように感じないのは、やっぱりEP飛行機は重量が
肝と言われる通り、おっきなモーターと、プラ製で重いスパッツ、それに重心合わせ用の余分な錘を積んだこと、
それにリポ電池も3S2200mAhだと、かなり重くなるのでビックリするほどのパワーが感じられなかったよーなのだ。
おっきなペラが届いたら、交換してどーなるか試してみよーなのだ。
この日の朝練メンバーは、GeeBee Z号Pちゃん47号のLYトリオだったのだ。
To Be Continued
まるっとセッティング完了なのだぁ♪(2015/6/5更新)
ホビキンからペラが届いたので、早速取り付けて飛行したのだ。11インチと12インチのペラを用意したが、
地面とのクリアランスを考えてGWS 1170を取り付けたのだ。飛びはさてさてわくわくだったのだ。
朝練の一番手で飛ばしてみると、前回よりも明らかにパワフルで、頭打ち感もなく飛びもよかったのだ。
前回もちょと気になっていたが、サイドスラストが少ないようで右旋回でなかなか曲がって来ないので
綺麗に回るには追っかけラダーが必要だったのだ。エルロンだけだと、90度くらいバンクさせないと
曲がってこないので、あまり遠くまで飛ばすと見失いそうなのだ。
サイドスラストは、薄いワッシャーを入れたが確認すると、ほとんどサイドスラストが付いてないようなのだ。
飛行機を飛ばし初めた頃は、やたらとダウンスラストと共に付け過ぎる感じだったが、だんだん慣れてきて
アクロ的な飛ばし方をするには、逆に邪魔になることが分かったので、この機体は付け過ぎないように
したのだ。只、右向きのナイフエッジをすると、綺麗に決まってパワーもあるのでそのまま更にラダーを
入れると、起き上がって今度は左向きのナイフエッジに向かいそうなくらいなのだ。
重心もバッチリでトリムも必要なく、上空をぶんぶん飛び回る楽しい機体となったのだ。着陸に関しては、
重量増しでちょと難しくなった感じなのだ。これは、師匠にスロットルを抜いちゃ駄目とよく言われるが、
着陸の寸前に失速しそうになるので、ある程度パワーを掛けて置いた方がよさげなのだ。
他の戦闘機とかは、スロットルを抜いてペラを止めたまま滑空させても綺麗に着陸するので、すっかり
癖が付いちゃっているが、GeeBee Y号クラスになると確かにある程度ペラを回している状態じゃないと
失速する時があるのだ。バルサ機に移行するなら特に直したほうがいいと言われているので注意したいのだ。
まるっと比較なのだ
前回、飛ばした時は、GeeBee Z号との優位性などの判断が難しかったが、今回のペラ交換でそれなりに
パワーが上がった為、こちらの方が上空を飛ばすのは楽しいのだ。旋回や取り回しは、GeeBee Z号の方が
クイックに回るし素直な操縦性なのだ。ロールやループは変わらないが、ナイフエッジはこちらのほうが
圧倒的にやり易いし決まるのだ。右旋回で回り難い=90度の姿勢を維持し易い感じなので、動画で観る
実機の飛びと似ているのだ。
着陸は、GeeBee Z号に軍配なのだ。重量も軽いし、転ばないタイヤを装備しているので着陸は簡単なのだ。
こちらの機体も、Ryan STA号のスパッツを装着したので、丈夫な足でやや前方に出ているので転ぶことは
ないと思うが、着陸寸前で失速気味になるのでスロットル調整が必要なのだ。
リポ電池は3S2200mAhなので、少しスペースを拡げてこんな感じで取り付けなのだ。(左下画像)
この日の朝練は、前回と同様GeeBee Z号Pちゃん47号のLYトリオなのだ。(画像下中央)
師匠と会ったので、一緒に記念撮影なのだ。師匠の超爆速のスピッツとダクト機なのだ。(右下画像)
前に海外の動画で、太っちょなおばさんがおっきいいGeeBeeを飛ばしていたが、そのカラーリングが
プレーンズにでてきたエル・チュパカブラだったので、ちょと真似してみたが、とっとこクォリティーに
なっちゃったのだ。(下画像)一応右下画像のおもちゃのエル・チュパカブラを参考にしたのだ。
とっとこの戦闘機シリーズには、Tuborix1070KV-162Wのモーターと20A程度のアンプが定番となっていて
コストパフォーマンスは抜群だったのだ。今回の機体はちょとパワーを追求してみたが、コスト面もそうだが、
重心合わせの錘や、重くてかさばる3S2200mAhのリポを使用しているので、それなりのパワーは手に入れたが
目が飛び出るくらいビックリのパワーぶんぶんとはならなかったのだ。
EP飛行機は、やっぱり重量が肝で軽さと高回転のモーターかなーと感じたのだ。この機体は、それなりに
楽しい機体に仕上がったので、よしとしよーなのだ。GeeBee大好きなとっとこなので大事に飛ばしたいのだ。