とっとこプレーン14号機(ムスタング号)
メーカー ART-TECH
モデル名 Mini P-51D
 Mustang
全幅 750mm
全長 610mm
重量 339g
プロペラ 純正8インチ
モーター Tower Pro
2408-1400KV
アンプ ホビーウイング 18A
サーボ 9g×2
送信機 JR-X7R
受信機 コロナRP4S1(72MHz)
バッテリー 11.1V 980mAh
Li-poバッテリー(35C)
2011/2/11更新
既にP-47を購入していたがエルロン機の、それも低翼機の戦闘機で不安だったので
手軽な3CHのエルロン機として、これも買ってみたのだ。国内ショップでプロポセットで
8800円と安い印象だったが、手投げ離着陸でブラシモーターだったのだ。
スタイル的には、かっこいいのだ。受信機を調べると、フタバと互換と書いてあり、
試してみたが、とっとこのJRプロポではやっぱり動かなかったのだ。初心者向きの
ようだし、簡単に飛びそうだし、せっかくNi-MH9.6Vの電池と充電器も付いていたので、
とりあえず飛ばし捲くろうと、わくわくしていたのだ。
初飛行なのだ
この機体については、あれこれ調べたので準備は万端と思っていたが、モーターが回り、
エィッと飛ばすと、1回目「あらら?」2回目「およよ?」3回目「駄目だこりゃ」だったのだ。
この場面はどこかで見たなーと思ったら、外人さん二人組みがこの機体を飛ばす動画で、
何度も手投げするが、ちっとも飛ばず墜落を繰り返す場面だったのだ。この動画を観て
とっとこは大笑いしていたが、まさか同じ目になるとは、なんともかんともだったのだ。
原因は推力不足、舵の利き過ぎ、バッテリー不良かなーと考えながらも、要修理の為、
放置して次の日の朝練に、P-47号を連れて行くとまったく滑走できないので、ここで
やっとバッテリーの充電不足と気づいたのだ。ギヤダウンはガーピーと音がうるさいので、
回転数を気にしなかったのと、手投げに必死で推力がないことにも気づかなかったのだ。
頭から落ちたせいか、横にシワシワが入っちゃったのだ。(画像左下)スピンナーを外すと
ギヤダウンの軸がかなり曲がっていたのだ。(画像左から2番目&3番目)とりあえず主要な
メカをばらして、観察してみたのだ。(画像右下)
万力に挟んで曲がりを直してモーターを回すと、良い感じで軸ブレもなくプロペラが回るので
受信機も交換して、とっとこのプロポで飛ばすことにしたのだ。舵角も抑えてEXPも+30入れ
バッチリなのだ。ブラシレスモーターに交換するのは、たっぷり飛ばしてからにするのだ。
再飛行なのだ
充電バッチリで手投げすると普通に飛び、左旋回は綺麗に良い感じだったのだ。右旋回は、
ちっとも周らず焦っていると、エルロン機らしくエレベーター引くと、スゥーと曲がったのだ。
動画などでは右ロールをよく観るが、右ロールの方がやり易いからかなーと感じたのだ。
その後、ちゃんと飛んだのは数回程で、風の強い日に無理したせいか墜落する度に
少しずつ調子が悪くなったのだ。ブラシモーターがへたるまで使おうと思っていたが、
リカバリーする時や、風のある時のへっぽこな飛び、スロットルの反応などを見ても、
明らかにブラシレスモーターに劣るのだ。
飛ばすのが嫌になっていた矢先に、頭から墜落して飛行不能となり、いよいよ
ブラシレスモーターに交換となったのだ。(画像下)
モーター交換でぶんぶん飛行なのだぁ♪
香港からモーターが届き、早速交換作業となったのだ。モーターはTower Proの
2408の1400KVをチョイスしたのだ。とっとこは、今までモーターシャフトにタップが
建ててある物を知らなかったので、なるほどね〜と勉強になったのだ。(画像左下)
とっとこはSFのプロペラを使うことが多いので、いつもドリルや半田コテを使って
穴を拡げていたが、このやかんモーターを使えば簡単だし格好の良いスピンナーも
使えるから、よさげだったのだ。体重測定(画像中央)
ダウンスラストがちょと強めでまるっと完成なのだ。(画像右下)
詳しいモーター交換作業は作業メモなのだ。
パワーアップしてぶんぶん飛ばすのだぁ♪
手投げは下手なので、いつもドキドキするが、スロットルを上げると腕が持っていかれるほど
凄いパワーでエィッと投げると、あっという間に上空に飛び立ったのだ。コントロールは良く、
面白いくらい思い通りに飛んだのだ。
やっぱり初めにブラシレスモーターに交換すればよかったなーと思ったのだ。かっ飛んで
ローパスしてみると、ブゥーン♪となんともいえないサウンドを奏でていたのだ。
早めに降ろして、リポチェッカーで残量を確認した後、すぐさま2パック目を飛ばしたのだ。
これは楽しい〜♪楽しいのだぁ♪と思っていると、上空でバチッと音が鳴りキリモミ状態で
ゆっくりと落ちてきたのだ。
マウントが吹っ飛んだかなーと見てみると、イモネジが緩んで外れていたのだ。
墜落直後は配線がもっと絡んでいたが、切れた部分はなかったので、機首を
丸く切り取り各ネジの締め付けと、マウント周辺の補修をしておいたのだ。(画像下)
この後にも、キャノピーが吹っ飛んでリポ電池の配線が外れて、墜落しちゃったりと
度々ドック入りとなっているが、それ程手間も掛からず直っているのだ。意外なのは
一度もプロペラが折れていないことなのだ。かなり丈夫で墜落しても折れないので、
初めに心配していた胴体着陸にも、気を使わないのだ。
垂直尾翼が壊れ易いので、梱包テープを貼っておくと良いかもしれないのだ。
とっとこの機体はボロボロになっちゃったが、製品としてはコンパクトで良く飛ぶし、
バランスも良いと思うのだ。ブラシレスモーターが付属か、機体のみで購入できれば
良いのになーと思ったりするのだ。
とっとこ的には、あくまで練習機の位置づけで、ぶんぶん飛ばし捲くりたいのだ。
まるっと修理してぶんぶん飛行なのだぁ♪(2011/5/7更新)
ノーコン墜落から放置状態だったが、修理完了したので再び飛ばし始めたのだ。
戦闘機シリーズに慣れたせいか、まるっと修理した後の飛行は良い感じなのだ。
この機体の特徴なのか常に走らせていたほうがいいみたいで、モーターをガッチリ
押し寿司状態に押し込んでからは、ぶんぶん全開飛行で飛ばし捲くっているのだ。
調子に乗ってクルクル回すと、キリモミ状態で失速することがあるので、高度を
取っておいた方がよさげなのだ。改めて飛ばすと他の戦闘機とちょと違うタイプに
感じたのだ。C/Gの位置もメカをそのまま繋げば、ピッタリ合うのがいいところなのだ。
モーターからアンプ、そしてリポ電池を素直に並べていくだけで、オモリは必要なく
配置場所にも気を使わないところが、とっとこの保有機の中では珍しいのだ。
最近、なにげに手投げも上手くなったようで、スタートでミスる事もなくなった為、
ムスタング号は朝練メンバーの1軍入りとなったが、ローパスがとても楽しいのだ。
スケールぶんぶんなムスタングが、もう一機欲しくなっちゃった今日この頃なのだ。
何度でも蘇るムスタング号なのだぁ♪(2011/12/7更新)
せっせと修理して、常に朝練の1軍メンバー入りしているムスタング号の現在の画像なのだ。
修理&メンテナンスは作業日記なのだ。