とっとこプレーン10号機(セントルイス号)
メーカー サンダータイガー
モデル名 スピットオブ セントルイス
全幅 1000mm
全長 675mm
重量 450g
プロペラ GWS EP7035
モーター E-MAX CF 2822
1200KV
アンプ NEON 30A
サーボ 9g×2
送信機 JR-X7R
受信機 コロナRP4S1(72MHz)
バッテリー 11.1V 800mAh Li-poバッテリー
2010/12/7更新
高翼タイプのスケール機がないかなーと思っていた時に、この飛行機を見つけたのだ。
歴史的にも有名な飛行機だが、フロント部分をよく見なかったので、実際に届いた時には
箱の写真を見て、お洒落な飛行機だなーとわくわくしちゃったのだ。
お洒落な箱を開けると、中身もいつもとちょと違う空気が漂っていたのだ。(画像上)
いつも苦労するのが、ブラシモーターからブラシレスモーターへの変更なのだ。
この機体は、370モーターのギヤダウンとなっていたのだ。あれこれ考えたが、
ノーマルのモーターマウントを使って、ブラシレスモーターを載せることにしたのだ。
今回はかまぼこの板ではなくて、ちょと薄めの木材を使ったのだ。ノーマルマウントの
3つの穴を利用したのだ。(画像左下)モーターマウント作りは作業メモに載せたのだ。
出来上がったマウントにモーターを取り付け、きちんと長さを計る為、カウルとコレットを
取り付けたのだ。このコレットは径が太かったので、ペラを加工する量が増えるとペラの
強度が心配だった為、後に細いコレットに替えたのだ。(画像左から2番目〜右下)
デカルを貼り付ける前だったので、中の様子がよく見えて確認し易かったのだ。
マニュアルの最初の部分の主翼の組み立て項目で、主翼のストラットをストラットの
継ぎ手やクレビスで、組むのが分かりにくかったのだ。メカを載せてから箱を見て
確認したりして、実際に完成近くになってから仮合わせしてエポキシで接着したのだ。
あと、キット付属のエポキシは、液が出し難く、液が伸び難く、そして接着が早くて
とっても使い難かったのだ。とっとこ的には、ダイソーのエポキシの方が強力だし、
液も混ぜ易くてお気に入りなのだ。
完成後の機体は、洒落た風貌でカッコ良いのだ。飛ばす時に、かなり緊張しそうなのだ。
リポ電池も載せてC/Gを計ると、ちょと重心を意識して前に持って行き過ぎたかなーという
感じなのだ。最後に取り付けたダミーエンジンの飾りは10gあったのだ。
初飛行なのだ
飛行前のテストでは、サーボが鳴くので、水平尾翼と繋がっているエレベーター部分を
切り取って、一般的なグラステープ止めにしたのだ。そして、開閉し難いバッテリーの
カバーが割れてしまい、輪ゴムとプラスチックのケースを代用したのだ。(左下画像)
緊張しながら離陸すると、予想外に頭を上げてしまい、てんやわんやだったのだ。
調整しながら飛行を続けたが、モーターが吹け切っているような感じでパワーが
足りない印象だったのだ。
何か危なげな飛行で、一回転して着陸すると主翼のストラット止めの部分が
外れてしまい、テープ止めして再び飛ばすと、パワーが活かしきれていない
飛び方で必死になっていると、立ち木に引っかかっちゃったのだ。
やっとこ救助したと思った瞬間、落ちてきたセントルイス号を取り損なって
ストラット部分と、主翼が破れちゃったのだ。
駄目だこりゃなのだぁ♪
初心者向けの機体だと思うので、とっとこの未熟な操縦が墜落原因なのだ。どの機体でも
そうだけど無傷で飛んだのは、ナイトメアミニメアぐらいで完成後の初飛行は難しいのだ。
愛着のある機体は、何度でも修理して飛ばしたいという気持ちになるけれど、何故かこの
セントルイス号は、さっさとメカを取り出しちゃったのだ。(下画像)
主翼の取り外しなどメンテナンス性も悪く、飛ばすまでの手順など、細かいところでも
スムーズに行かないところがあり、とっとことは相性が悪かったようなのだ。なんだか
苦労した割りに、未練はなく不思議なほど愛着も沸かず、もう飛ばすつもりはないので
この機体はあっさり終了なのだ。
まるっところっと再飛行なのだぁ♪(2010/12/22更新)
さっさとメカを取り出して、別の飛行機に取り付けたがあっさり墜落した為、余ったメカを
どうしようかと考えると、邪魔なところにある放置状態のセントルイス号に、目が止まり
さっさと終了したばかりだったが、お天気心で再挑戦することになったのだ。
まず、格好を優先した為か、サーボは鳴くし取り回しがどーにも気に入らなかった
リンケージ関係を、とっとこ好みにまるっとするっと変更したのだ。
カッターで、ラダーもエレベーター側も、胴体後方に切れ込みを入れて、外出しの
リンケージに変更したのだ。(画像左下&2番目)
とっとこ得意??のリンケージは、1mmのバネ線でクイッと曲げたのだ。(画像左から3番目)
サーボは、底置きに変更したのだ。ホーンが重なって見えるのは、片側にスチレンの下駄を
履かせて高さを変えたのだ。狭い胴体内もこれで解決なのだ。(右下画像)
割れちゃったバッテリーのカバーは、スチレンをカバーにして折れちゃったペラで
可動式にしたのだ。暇な時にペイントするのだ。(左下画像)
T型コネクターは、バッテリーを繋ぐ時にパチッとショートすることが度々あったので、
スイッチを取り付けたのだ。この機体には特に便利なのだ。(画像左から2番目)
破れた主翼はテープなどで補修したが、目立つところには、ばんそうこうを貼ったのだ。
これぞ、とっとこクオリティーなのだ。(画像左から3番目)ストラット整形板は、墜落時に
片方なくなっちゃったので、足元はスッキリとそのままなのだ。(右下画像)
メカは機体データの中で、モーターだけ変更したのだ。(E-MAX CF2812 1500KV )
KV値が変わっただけだが、メーカー値では、7×6ペラで推力730gとなっているのだ。
 
リベンジ飛行なのだ
さて、リベンジ飛行は一回では成功とならず、3度ほど墜落しちゃったのだ。どーにも
空回りしている様子で調べると、モーターの振動で回転が上がらない様子だったのだ。
ノーマルを利用したマウント部分、それとモーターも緩み易いようだが、芋ネジを
強く締め過ぎないようにとあったので、ネジロックは余り好きでない為、モーター&
マウント部分は瞬接を使いプラスチック&木材マウント部分は、エポキシで固めたのだ。
飛びはまぁまぁなのだ
上空に上げてから、トリムをピッピと調整すると、どーにか飛ぶようになったのだ。
飛行機のタイプによるものなのか、モーター構成からすると、いまいちパワーが
足りないように感じるけれど、そこそこ安定した飛行をするのだ。
只、エレベーターがかなり利くのだ。デュアルレートを50%にして舵角を調整しても
まだクイックな動きをするので、通常の舵角も調整して抑えたのだ。
一機飛ばせば大体そのメーカーのことが分かると思うので、まるっと言うならば
とっとこは、このメーカーの機体はもう買わないのだ。