とっとこ19号機(CX250SE FBL号)
メーカー CopterX
モデル名 CX 250SE FBL
全高 187mm
全長 430mm
メインローター 460mm
メインブレード 205mm
2014/11/29更新
よく買い物をしているBanggoodで、このキットが目に付いたのだ。T-REX250の互換機というのは知っていたが、
この手の互換ヘリについて探索すると、同じくホビキンのHK-250などの互換激安ヘリがあり、苦労している方が
ずいぶんと居たが、努力が実って楽しく飛ばしているのを見たら、なんだか興味津々になってきたのだ。
お安いK-BARジャイロの評判も目にしていたので、バーレス機ならシンプルだしヘッド周りのガタなどにも
苦労することはないかもと思い、思わずポチッと注文しちゃったのだ。只、発注時にこのキットが売れた数が
まだ一桁台だったのが、ちょと気になったのだ。
なんだかんだ届くまでに一ヶ月掛かったのだ。同時期に注文したHFP80とラダーサーボやモーターも
届いたのだ。キットはかなりコンパクトな箱に綺麗に収まっていたのだ。(下画像)組み込むモーターは、
Hobbymate HB2625 Brushless Motor For Align Trex 250 RC Helicopterなのだ。サーボは買い置き
してあったアナログの9gサーボを使ったのだ。
サーボやアンプ、モーターの動作確認をしたのだ。(左下画像)新しいネジロックも用意したのだ。(左下から2番目)
サーボがフレームに嵌らないのでヤスリで削ったのだ。(画像下中央〜右下画像)
各ネジは、シンナーで脱脂したのだ。フレームは既にネジが締めてあったが、外して脱脂して締め直したのだ。
(左下画像)ヘッド周りも一度外して脱脂してネジロックを塗って組み直したのだ。メインシャフトを通して
メインギアも取り付けなのだ。(左下から3番目&4番目)毎日コツコツとPC周りで作業していたのだ。(右下画像)
ノートの切れ端でモーターとメインギアのバックラッシュの調整なのだ。ほんとは、フレームの上下を繋ぐ前に
調整するようだったが、モーターの取り付けネジを緩めて調整すると、ちょとキツキツだったのだ。(左下画像)
それとモーターのピニオンギアは芋ネジで締めるが、抜け易いと聞いたので、よく脱脂してからエポキシを
ちょと塗っておいたのだ。ちょとだけ形になったのだ。(左下から2番目&3番目)
サーボホーンにリンクボールを取り付けるのを忘れていたのだ。(右下から2番目画像)コツコツ作業を
進めていると、強化ベルトやカーボンローターなど、各種パーツが届いたのだ。(右下画像)
スキッドの組み立てをちょいちょいと済ませたら、次はテール周りの組み付けなのだ。部品もネジも小さいので
ちょと面倒な感じなのだ。(左下から2番目〜4番目)ベルトは、バネ線の先に引っ掛けてテールパイプの中を
通して回転方向を間違わないようによじってベルトを掛けたのだ。ベルトの張りはこんな感じなのだ。(右下画像)
各種リンケージを正確に測って取り付けなのだ。(左下画像)このスワッシュプレート水平器だとリンクに
当たって測れないことに気づいたのだ。(左下から2番目画像)最初はキット付属のネジとナットを使ったが、
どーもしっくりこないので、プラ板をサンドイッチ状態に貼り付けて、サーボ付属のネジを使ったのだ。(中央下画像)
パッと見は、スワッシュが平行に見えるけど、さてさてなのだ。(右下から2番目&右下画像)
爪楊枝をカットして、スワッシュプレート水平機に取り付けなのだ。これでバッチリなのだ。(左下〜左下から3番目)
その後、ヘッドを取り付けて、スロットル中央でのピッチ0度合わせなのだ。(右下から2番目&右下画像)この調整は
K-BARジャイロのソフトでPC上での設定となったが、サイクリックピッチが合わなくてなんともかんともだったのだ。
大体、完成となったのだ。この時はアンプを底に配置したが、その後、横に取り付けることになったのだ。
ジャイロ台は、長さが足りないのでプラ板で延長してそこに載せたのだ。(画像下)
いよいよ飛ばすのだぁ♪
割り箸を木工ボンドで2本づつ接着して、クロスしてアメンボを作ったのだ。(左下&中央画像)浮かそうとすると
物凄い振動が出て、そのまま浮かそうとしたらバキッと何かが飛んだのだ。リア周りを確認すると、脱脂した後に
部品の表裏の組み付けを間違っていたのだ。ラダーを打つと、ベルトが左右に動くから変だと思っていたけれど、
おっきなミスだったのだ。(右下画像)
横転しちゃったのだ
既に予備機として、キットをもうひとつ頼んでいたのでテールの部品はそれを利用したのだ。
まるっと直して、ホバリング設定までなんとか行いたいと思い、焦ってアメンボを付け忘れて
ブィーンとスロットルを上げて行くと、浮かんだ瞬間に横転してしまい、あらまーよーだったのだ。
明らかにメインシャフトが曲がっていて、スピンドルシャフトも曲がっていたのだ。どーにも
舵の利きがおかしいと思い調べると、スワッシュの下の回り止めの位置と、メインギアのネジに
隙間が出来ることに気づいたのだ。これでピッチが変わっちゃうよーなのだ。(左下から〜右下から2番目)
2枚のワッシャーを挟んだのだ。(右下画像)でも、基本的に何かが間違っている予感だったのだ。
まだ飛ばないのだ
予備のキットからヘッド周りを一式交換して再再々登場なのだ。(左下画像)でも、メインシャフトが
ヘッドになかなか収まらずノギスで測ると1mm弱太かったのだ。その後、TAROT用のメインシャフトを
複数注文したが、そのシャフトの太さもバラバラだったので、そんなものなのかなーだったのだ。
今度は、浮き始めたと思ったらテールの部品が飛んで行き、ストンと墜ちたのだ。名前が良く分からないが、
テールサポートとテールのスライダー部分が飛んでっちゃったのだ。(左下から2番目&3番目画像)それと、
ベアリング部分が緩んでいたが、これが知恵の輪みたいで、締め直すのに悩んじゃったのだ。それから
一番厄介なのはラダーサーボの配線がバッサリ切れていたのだ。(右下から2番目画像)全体像(右下画像)
怖いのだぁ〜〜〜〜〜
この辺りから負け戦の匂いがぷんぷん漂ってきたのだ。でも、予備パーツやら、アップグレード品やら
2機体制までも考えていたので、この時既にT-REXが買える金額を上回っていて前進あるのみだったのだ。
基盤を見ると、厄介な場所だったのだ。でも、なんとか半田付けを完了したのだ。(左下&左下画像)
気を取り直して再再再々挑戦だったのだ。今度は、茶の間のテーブルなどをどかして少し広いところで
ホバ調整を試みると、ブォーと唸りながらスロットルが半分の位置まで来ると、突然バンッとタイヤが
バーストしたような物凄い音がして、何が起こったのか分け若布状態だったのだ。
一瞬、気のせいか周りに靄が掛かったというか、煙が出たような感じだったが、ヘリを見るとブレードが
無くなっていたのだ。(画像下中央)辺りを見渡すと、ブレードが部屋の隅に落ちていて、よく見ると
ねじ切れていたのだ。(右下から2番目&右下画像)なんとスピンドルシャフトがねじ切れていたのだ。
一番、恐れていたことが起きちゃったのだ。色々な方のブログを見て、ありそうなことだったけれど、
まさか、この段階で起きるとは思わなかったのだ。小さいけど、250クラスの回転力はかなりのもので、
下手すれば大怪我するところだったのだ。壁には、ブレードが当たった痕があったのだ。(左下画像)
落ち着いてから機体に近寄ると、電源が落ちていたので電気系も駄目になっちゃったと思ったが、
ひとつひとつ手持ちのアンプや受信機でチェックすると、配線を直したサーボがショートしていたのだ。
ジャイロや受信機やアンプ、テールサーボを除く各サーボも壊れていなかったのだ。
一旦、この段階でストップとなって、どーしたものかと思いながら、壊れたスキッドをばらしてうっかり
買っちゃったけれど合わなかったT-REX用のスキッドを、あれこれ加工して取り付けてみたのだ。
(左下から2番目〜右下から2番目画像)そうこうしているうちにTAROT用のバーレスパーツなどが
届いたのだ。(右下画像)
TAROT用のFBLセットとメインギアなのだ。(左下画像)説明書には、T5のネジと書いてあったが、
ドライバーがまったく合わず、新しくセットを買ったがまったく合うものがなく、結局CX250SE FBLの
キットに付属していたT6ドライバーを使ったら、一部のネジで舐めちゃって分け若布なのだ。
テールサーボは、前のEMAX ES9256 HV Swash&Rotor Tail Digital Servo For 450 Helicopterから
VWINRC TREX 450 Spare Parts Metal Gear Digital Servo MG90Dに変えたのだ。(左下から2番目画像)
配線も出来るだけ丁寧にクランプして、アンプは横に配置したのだ。(画像下中央&右下から2番目画像)
3S1000mAhのリポを使いたかったのと、H300タイプのキャノピーを被せたかったので、バッテリーの台は
ネジを外してあれこれパーツも外して、画像の通り下向きにしたのだ。(右下画像)
はい、撤収撤収撤収なのだぁ♪
この後、再再再再々挑戦すると、スロットルを半分ぐらい上げてちょうど浮くところで、ガボッボッボッボゥーと
音が変わり空回りしている状態となったのだ。メインギアが舐めていたので、モーターとのバックラッシュを
取り直したが、3回続けてメインギアを舐めちゃったのだ。
何がおかしいのか分け若布だったが、他に噛み合うのは直ぐ横の名称がテールギアドライブセットとあるが、
このギアが舐めているのが原因かなーと思い、ネジを緩め始めたところで、思わず平静を保っていたけれど、
今までの経緯が脳裏に浮かび、溜まっていた物が噴出したのか、はい、撤収撤収撤収なのだぁ♪と口から
自然にこぼれちゃったのだ。この時、既にT-REX2台分の金額をつぎ込んでいたが、完全に熱が冷めたのだ。
その後、最後に記念撮影として下の画像を残したのだ。
このタイプにはもう手を出さないのだ
振り返れば、このヘリに2ヶ月ちょと掛かりつけで、寝ても覚めても頭から離れることはなかったのだ。
熱しやすい性格のせいか、まるっとどっぷりで夜中にうなされて目が覚めることも度々あったのだ。
しかしながら、精一杯の努力をしたにも係わらず結果は出ず、しょぼりんこでぶーだったのだ。
まるっと言えば、これまで結構な数のヘリと飛行機のレポートを書いてきたが、とっとこの技量不足の
結果とはいえ、これだけ気分の悪いものはなかったのだ。ほんとは、もっと詳細に特にK-BARジャイロの
設定については、丁寧に詳細に書きたかったが、それもできなくなりなんともかんともだったのだ。
今、このレポートを書き終わる段階でも、機体はそのままで原因の解明は分からずで、今の段階で2機目を
組むつもりもないのだ。敗戦処理としては、メカ類は飛行機などに使えるが、専用部品はどーしたものかと
思案中なのだ。夏用に扇風機にでもしちゃおうかとも思うが、いずれにしてもまるっとキッチリ活用したいのだ。
おそらく、T-REX250はもとより、250、450クラスには手を出すことはないと思うが、既にちっちゃいヘリを
どんどこどんで発注しちゃったので、可変ピッチのヘリの面白さにはまるっとどっぷり浸かっちゃうのだ。
ということで、稀に見る嫌々顔でまるっとやっとこレポートを完了させた、とっとこ機長であったのだ。