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財務分析@とっとこ冒険隊

企業の資金繰りを調べて倒産の危険や財務状況をチェックしますのだ。
企業のHPのIRなどから財務諸表がダウンロード出来ますのだ。

貸借対照表(100万円単位)

資産の部 負債及び資本の部
科目 金額 科目 金額
流動資産 36446 流動負債 17360
現金及び預金 19400 支払手形 7350
受取手形 2460 買掛金 5930
売掛金 11550 短期借入金 2890
たな卸資産 2260 その他 1190
有価証券 780 固定負債 2750
貸倒引当金 △4 社債 600
固定資産 7060 長期借入金 870
建物及び構築物 1530 退職給付引当金 810
土地 1100 役員退職慰労金 180
その他 150 繰り延べ税金負債 290
無形固定資産 42 負債合計 20110
投資その他の資産 4238 資本金 12200
投資有価証券 2790 資本剰余金 2420
差入保証金 660 利益剰余金 8876
その他 820 自己株式 △100
貸倒引当金 △32 資本合計 23396
資産合計 43506 負債、資本合計 43506
※この表を基本に説明しますのだ。

流動比率

現金化できる資産(流動資産)と、近く支払い期日の来る支払手形や買掛金などで(流動負債)計算しますのだ。
流動比率=流動資産÷流動負債×100
36446÷17360×100=209.9%となりますのだ。(貸借対照表の水色の部分)
流動比率は、最低でも100%以上が必要とされ200%以上あるのが理想とされてますのだ。

当座比率

流動資産の中でもすぐに現金化できる預金などを、流動負債で割ったものですなのだ。
(19400+2460+11550+780)÷17360=196.9%となりますのだ(貸借対照表の黄色の部分)
当座比率は、100%以上が目安とされ高いほど良いとされていますのだ。

固定比率

長期にわたり使用する建物や土地を返済の必要がない自己資本でどれくらいの割合でまかなっているのか見ますのだ。
固定比率=固定資産÷自己資本×100で計算しますのだ。
7060÷23396×100=30.1%となりますのだ。
この指標は、100%以下なら標準とされてますのだ。

自己資本比率

総資産に占める自己資本の比率の事で、値が大きいほど財務安定性が高いとされてますのだ。
企業が自ら調達した資金なので、利息を払ったり返済する必要がありませんのだ。
自己資本比率=自己資本÷総資産×100で計算しますのだ。
23396÷43506×100=53.7%(貸借対照表の黄土色の部分)
業種にもよりますが、60%以上あれば優良企業とされてますのだ。