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とっとこスタイル@とっとこ冒険隊

見えない師匠との出会い
師匠との出会いがあったから、とっとこスタイルが完成したのだ。

とっとこスタイルのヒント

2004年、ポジションを取ってから利益確定するまでの間、一日に何度も上下に動く株価をみて、
歯がゆい思いをしたり、どこまで動くのかわからない展開を不安な状況で見つめていて思ったのだ。

一定のレンジ内で細かい売買をすれば、利益を何度も取れるのではないかと考えたのだ。
そこで、何かを指標にして、目に見えるもので、トレード手法を確立出来ないかと思い
とっとこは、日経(225指数&トピックス指数)に連動しやすい銘柄の選択をしていたのだ。

各セクターを眺めている時に、銀行セクターの8404に目を付けたのだ。
株価が、150円から200円辺りで推移していて資金的にも、効率がよかったのと
兄貴分の銘柄8411の動きにも連動すると考えたからなのだ。

とっとこツール

その頃、とっとこは、モニターを3面使っていたのだ。(最大で6面使ってた時期があったのだ。)
ひとつは先物板を、あとのモニターは、個別の銘柄(8404)とセクター内の銘柄、
そして先物チャートと日経の分足チャートをモニターしていたのだ。

NYの市場や、為替の動きで内需銘柄に資金が流れたり、自動車セクターに資金が流れたり
していたけれど、銀行や証券セクターに、資金が流れている時は先物板の微妙な動きでも、
反応よく売買されていたのだ。

見えない師匠との出会い

ある時、50枚(5万株)の売り注文が目に入ったのだ。(空売り規制の上限50単位)
それは、買い板に直接ぶつけていたが、少し経つと今度は売り板にぶつけていたのだ。
先物や日経の動きで、ある程度のまとまった注文は、出ていたが、とっとこは50枚注文が
気になって、一ヶ月間張り付いて、これを監視したのだ。

師匠のトレード

そのトレーダーは、一定のリズムで売買していたのだ、数分先が見えるようなフォースを
持っていて常に、50枚注文を直接板に叩き付けていたのだ、普通1円抜きを
目的とする場合、売りから仕掛けたら(買い仕掛け)帰還玉を前もって発注しておくか、
分割して忍び込ませるか、下手なトレーダーなら周りからもミエミエの返済注文を
入れると思うが、師匠(そのトレーダー)は、常に板にぶつけていたのだ。

それも、板の空気を壊さないように、買い方、売り方の双方に気を使ったかのような、
トレードだったのだ。
2円(2TICK)抜けると思った時にも、1円抜きだったのだ。
そんなの偶然で、同一人物ではないだろうと、言う人もいるだろうが、ある一定の仕掛けの
タイミングがあって、それを読み取ったとっとこは、確認するつもりで毎日モニターに向かって
「来る来る、ほら来たのだぁ♪」と、画面に向かって熱くなっていたのを覚えているのだ。

その頃、8404はそれほど出来高はなかったし、人気銘柄でもなかったと思うが
板の動きは素直で反応が良かったように感じたのだ。

師匠との修行

とっとこが、見えない師匠に付いていたのは約三ヶ月間だったが、必死に
師匠の巧妙な技のタイミングと、先を見るとっとこフォースの修行を積んだのだ。

師匠が、証券会社のディーラーなのか、個人投資家なのかはわからないけれど
とてもクリーンなトレード手法で、今でも一番尊敬するトレーダーなのだ。

それからしばらくの間、とっとこは8404をちっちゃいみずほの愛称で呼び、年間の8割を
この銘柄で売買するほどの十八番銘柄になっていたのだ。(最近はあまり触らなくなったのだ。)

相場で習うのだ

本屋に行くと、株の本で何億も儲けたとか、デイトレードの本が沢山あるけれど、
とっとこは、金融の本は買うけれど、その種の自慢本は読む事もありませんのだ。
相場の事は、相場で学んだ方がいいと思うし、多少の損を被ったとしても
きっと、自分にプラスになると、とっとこは思いますのだ。